「電波停止」「報道委縮」問題に、安倍首相があまりに幼稚な
反論をしているので呆れる。
安倍首相は週刊誌に「過去に隠し子がいる」と断定されたそうである。
「報道ステーション」で、首相が米国で講演した際、聴衆が首相を
「思慮深い」と言ったのに、「短期で怒りっぽい」と誤訳された
ので、抗議したそうである。
公人の最高峰にいて、最大の権力を持つ、一国の首相にしては、
異様なまでに器が小さい。
小さな小さなことを、目を皿のようにして見ていて、いちいち
怒ったり、抗議したりしているようである。
民間人であるわしの場合は、事実無根の嘘には、自分のブログや
作品で反論するか、よほど酷い場合は、抗議して修正を求めるか、
名誉棄損なら裁判に訴えるという手段しかない。
テレビ局の局長と食事して、自分への情を沸かせて、批判を
手控えさせる工作など、民間人には出来ないのである。
テレビ局に「電波停止命令」は絶対出せないのである。
民間人はテレビ局を恫喝するだけの権力は持たないのだ。
民間人は安倍首相がやっている「アメ」と「ムチ」で批判を
封じるような工作は出来ない!
安倍首相にしろ、高市総務相にしろ、自分たちが「権力者」で
あるという自覚があるのだろうか?
無意識に権力を乱用されてはたまったものではない。
権力者と民間人は違う!
「言論の自由」を守る義務があるのは、権力者である!
安倍も高市も、全然分かってない!




















